クラフトマンシップと、IBIZAと、

春のかおりが日に日に色濃くなる今日この頃。イビサでもこの季節を華やかに彩る「2023 SPRING & SUMMERコレクション」がスタートしました。エイジレス・タイムレスな時代のトレンドは押さえながらも、イビサらしいクラフトマンシップでつくり上げた多彩なラインアップ。新しいはじまりに心がはずむ季節を、イビサと一緒に楽しみませんか。

イビサのクラフトマンシップの原点は、スペインのイビサ島にあります。当時、ヒッピーカルチャーの中心地として知られたイビサ島の人々がつくる手仕事のバッグに、創業者が感銘を受けたことにブランドのはじまりがあるからです。

しかしイビサでは、それを単なる職人技とは考えていません。使う人のことを考えたデザイン、使いやすさ、軽さなどへのこだわりは当然ですが、創業当時からサステナビリティを意識してメンテナンスサービスや修理にも力を注いできたからです。

「良いものを長く使っていただきたい」。一つの商品を通じてお客様に寄り添うことこそが、イビサのクラフトマンシップなのです。

例えば新作のパッチワーク。スペインに縁のある花・イベリスをモチーフにして「丸」と「三角」の組み合わせで表現していますが、実はカットした部分ではなく、残された部分に花の形が浮かび上がってくる見え方にしています。

まずは柄のデザインを起こして精査し、選び抜いたものを厚紙に写してカット。花の可愛らしさや華やかさが表現できるまで試行錯誤しました。次いで製品と同じ素材の革を使って、全体のバランスを見ながら何度も微調整を繰り返しています。そして実際の重なり具合を確認し、ようやく一つのバッグに実を結んでいます。

イビサではモチーフの形そのままを再現するのではなく、そのエッセンスが感じられるようなデザインや技法に趣向を凝らすことで、大人の女性にふさわしい上品さや、さりげないオシャレを演出できるようにしています。

印象的な表情でありながらも、飽きのこないアイテムであること。お客様に長くご愛用いただけるようなきめ細かい手仕事が、イビサのクラフトマンシップです。

新しい息吹が芽生える季節、たくさんの笑顔があふれる季節。そんなほがらかな季節に、イビサのバッグと出かけませんか。