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形に宿る想い──感謝をかたちに2025 SPRING & SUMMER "IMPRESION"

60年前、小さな工房から始まったイビサ。ひとつひとつ職人の手で丁寧につくられたバッグは、いつしか多くの方に愛され、今年、60周年を迎えました。

イビサが大切にしてきた手仕事へのこだわりと、ものづくりに込めた想い。そして、長い年月をともに歩んでくださったお客様への感謝をかたちにできたら――。その答えのひとつとして生まれたのが、「インプレシオン」です。

名前の由来は、スペイン語で 「印象」 や 「心に残るもの」 を意味する言葉。モチーフのハートをそのまま表現するのではなく、曲線の美しさをデザインの軸にすることで、女性らしさと上品さを引き出しました。バッグのフォルムからディテールまで、柔らかなラインを意識し、手に取ったときのしなやかな質感や心地よさを大切に仕上げています。

目で見ても、触れても、そのやさしさが伝わるように。持つ人の気持ちをそっと包み込む、そんなバッグを目指しました。

色に込めた想い──イビサ島の風景から

色は、バッグに命を吹き込む大切な要素。
今回のコレクションでは、イビサのルーツである スペイン・イビサ島 の情景をイメージし、3つのカラーを展開しています。

ライトグレー ── 静かに時を刻む、白壁の街
イビサ旧市街の白壁を思わせる、穏やかで落ち着いたカラー。どんなスタイルにもなじみ、飽きのこないクラシックな魅力があります。

ブルー ── どこまでも透き通る、地中海の青
地中海の透き通る青を映した、清涼感あふれるカラー。リゾート地としてのイビサの解放感をバッグに込めました。

イエロー ── 光の粒が踊る、きらめく波間
太陽の光が水面にきらめく様子をイメージした、明るく華やかなカラー。持つだけで気持ちが晴れやかになるような、エネルギーを感じる色合いです。

タンナーの職人と何度も試作を重ねて生み出したオリジナルカラーは、イビサだけの特別な色合い。イビサ島の空気や光のきらめき、それぞれの色が紡ぐイメージを感じていただけたら嬉しく思います。

使う人を想い、形にする

中嶋皮革工業所──職人の手が生み出す、特別な革

インプレシオンに使われているレザーは、日本有数の皮革産地 兵庫県たつの市 の老舗タンナー 「中嶋皮革工業所」 とともにゼロから開発した、オールジャパンメイドのオリジナルレザー です。
豊かな水資源に恵まれ、古くから皮革産業が発展してきたたつの市。その歴史ある環境のなかで、1955年に創業した中嶋皮革工業所は、伝統の技と最新技術を掛け合わせ、時代に合った高品質なレザーをつくり続けています。

60年の感謝を込めて

イビサが60年にわたり大切にしてきたのは、「心を込めたものづくり」。インプレシオンには、その想いがぎゅっと詰まっています。
これまでの60年、そしてこれからの未来へ。皆さまの変わらぬご愛顧に、心からの感謝を込めて、お届けします。