全国発売に先駆けて、イビサ直営店(銀座・名古屋ショールームおよび当オンラインショップ)では、10月20日(金)から藍染クロコダイル「レイーナ」2WAYハンドバッグの先行販売を開始いたします。
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IBIZA × 藍染クロコダイル
希少性の高いスモールクロコダイルを、日本独自の染色技術、藍染めで染め上げた「藍染クロコダイル」。最高品質の素材と卓越した日本の技術から生み出された逸品をご紹介いたします。
JAPAN BLUE心を捉える、深く美しい日本の青
IBIZAのブランド名の由来、スペインの地中海に浮かぶ「イビサ島」。この島の海の色のように心を捉える美しく深い青。そんな「青」を求めていた時に出会った新たな素材、それが藍染のクロコダイルレザーです。
古来より伝わり、愛され続けている天然染料の「藍」。藍染は 「縁起の良い色」として古くから日本人の生活に深く根付いてきました。この独自の色は「ジャパンブルー」とも呼ばれ、日本の伝統を象徴する色として海外にも広く知られています。
今回の藍染製品企画は、藍染クロコダイルをつくる高級皮革専門の国内タンナーとの出会いをきっかけに、この日本の伝統色でもある藍を使用した 「藍染クロコダイル」のすばらしさを国内のお客様のみならず海外のお客様にも知っていただきたいという想いから始まりました。
藍染クロコダイル
エキゾチックレザーの中でもその美しさ、強度、希少性から「革の宝石」と称されるクロコダイル。その中でも藍染クロコダイルはさらに生産できるタンナーが少ない分、特別な存在といえます。
藍の色が多くの人を惹きつける理由の一つに、藍染めのプロセスがあります。酸化によって色が変わり、何度も染料に浸すことでその色合いは徐々に変化し深くなっていきます。藍で染めあげられたクロコダイルもまた透き通るような透明感のある深いブルーが特徴です。
クラスト
鞣し工程が完了した革は「クラスト」と呼ばれます。さらに藍染めの下準備として耐アルカリ性へ加工する鞣しを2回行い、真っ白に仕上げられたクラストを均一に染めあげるため、革を伸ばし、厚みを均一にする作業を行います。
革の染色
藍染は染め重ねながら濃度を濃くしていくため、その色目は48色あると言われています。
藍染液の入ったカメの中では緑色をしていた革は、空気中の酸素で酸化させると青い色になります。空気と光に触れ反応することで、初めて「藍色」が生まれます。 そのため、水や藍液のコンディション調整、また季節や温度・湿度の影響を受け易いところも色数が多い理由です。
藍染の濃度は染色を繰り返すことで色の調整を行うため、その回数が少ないと薄い色、回数が多いと濃い色になります。藍染クロコダイルはこの工程を8回繰り返すことで透明感のある深いブルーに仕上げられます。
天然藍は革に定着しにくいため、その分時間と手間がかかります。藍染クロコダイルの高い品質はものづくりへの純粋な情熱と、タンナーの職人一人ひとりの妥協のない仕事によって支えられています。
一粒の宝石のようなバッグ “Añil de la Reina”
持つだけで高級感を演出できるクロコダイルですが、藍染クロコダイルを使用した新商品の企画は 「クロコダイル=高級品」というイメージを払拭して、あえてカジュアルに普段使いができる 「本物の贅沢」をテーマにスタート。スペイン語で 「女王」または 「最良の物」を意味する「レイーナシリーズ」が完成しました。